2009年5月23日、富山大学五福キャンパスで第1回勉強会が開催されました。
講師は、太田昌宏さん(富山大学OB、武内プレス工業株式会社)。
2009年2月、富山大学×WAVOCケニアスタディツアーに参加された体験をもとに、
物事を多面的・多角的に視る必要性をプレゼンテーションしていただきました。
○ヴィクトリア湖の環境問題とマサイ族について
ヴィクトリア湖はアフリカ最大の湖で、ナイル川の源流となっている人々の生活を支える湖です。
しかし、発展途上の下水処理場や、water hyacinth(別名:ホテイアオイ)と呼ばれる水草の大量発生、現地の水産業を支える小魚を食べてしまうナイルパーチの大量発生、ごみ山や高密度スラムなど、多様な原因が絡み合って、環境問題を引き起こし、現地の人々はその汚れた水で生活しているとのこと。実際に現地を視察し、調査した様子を写真を交えご発表いただきました。
マサイ族はアフリカの先住民として知られていますが、放牧を生活の中心とする遊牧民です。
しかし現在は、土地の所有化政策のため限られた土地の中での生活を強いられています。
マサイ族の家に3日間ホームステイした体験を基に、現地の人々との交流、生活の様子、政策が及ぼす影響などを臨場感たっぷりに教えていただきました。
この2点を踏まえて、国際協力に必要なことは、
政策レベルではなく現地の人の目線に立つ
多様な方面からの協力
眺める・見つめる・調査する
また、誰のニーズか、現在か未来か、何を重視するのか、コストや支援期間の制限をどうするか
など問題は多面的・多角的に視て考えることが大事だとまとめられました。
プレゼンテーションの後には、ディスカッションが行われ、
ケニアに行った体験は太田さん自身にとってどのようなものとなったのか、
マサイ族の生活の様子や教育現場、現地の人と接する上での心の持ちよう、
限定された面しか報道しないメディアについて
などの意見・質問が出ました。
参加者は富山大学生1〜3年生の12名で、それぞれ勉強会を通し多くのことを学んだようです。
○アンケートの声
「実際に現地に行って考えてきた事、体験してきた事を話していただいて、メディアでは知り得ない生の声を聞けて良かった。」
「ケニアについて、実際の生活、ケータイがあるとか、水をくみに行かなければならないとか、今まで全く知らなかったことが分かって良かった。」
「ナイロビなどの首都と、マサイ族が住んでいる田舎まで、貧富の差というか発展の度合いが全く違っている事を知り、驚くとともにとても自分のためになった。」
「したい事だけに捕らわれてしまうのではなく、未来への見通しや、他の可能性との優先順位、犠牲を考えるという考え方を知ることができて良かった。」
「国際協力に限らず、何かをするためには、自分の事だけでなく、自分以外の人・団体のニーズを考える事。」
「誰のニーズに合わせるか、何よりも現地で困っている人に合わせることが必要だと思う。」
「現在のケニアの状況についてとても考えさせられた。今後の進展に興味がある。」
「改めて、物事の見方に気を付けないといけないと感じた。」
このように、大変有意義な勉強会となりました。
太田さんを始め、ご参加頂いた方々、ご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。


(i.n.g.袖野麻衣)
講師は、太田昌宏さん(富山大学OB、武内プレス工業株式会社)。
2009年2月、富山大学×WAVOCケニアスタディツアーに参加された体験をもとに、
物事を多面的・多角的に視る必要性をプレゼンテーションしていただきました。
○ヴィクトリア湖の環境問題とマサイ族について
ヴィクトリア湖はアフリカ最大の湖で、ナイル川の源流となっている人々の生活を支える湖です。
しかし、発展途上の下水処理場や、water hyacinth(別名:ホテイアオイ)と呼ばれる水草の大量発生、現地の水産業を支える小魚を食べてしまうナイルパーチの大量発生、ごみ山や高密度スラムなど、多様な原因が絡み合って、環境問題を引き起こし、現地の人々はその汚れた水で生活しているとのこと。実際に現地を視察し、調査した様子を写真を交えご発表いただきました。
マサイ族はアフリカの先住民として知られていますが、放牧を生活の中心とする遊牧民です。
しかし現在は、土地の所有化政策のため限られた土地の中での生活を強いられています。
マサイ族の家に3日間ホームステイした体験を基に、現地の人々との交流、生活の様子、政策が及ぼす影響などを臨場感たっぷりに教えていただきました。
この2点を踏まえて、国際協力に必要なことは、
政策レベルではなく現地の人の目線に立つ
多様な方面からの協力
眺める・見つめる・調査する
また、誰のニーズか、現在か未来か、何を重視するのか、コストや支援期間の制限をどうするか
など問題は多面的・多角的に視て考えることが大事だとまとめられました。
プレゼンテーションの後には、ディスカッションが行われ、
ケニアに行った体験は太田さん自身にとってどのようなものとなったのか、
マサイ族の生活の様子や教育現場、現地の人と接する上での心の持ちよう、
限定された面しか報道しないメディアについて
などの意見・質問が出ました。
参加者は富山大学生1〜3年生の12名で、それぞれ勉強会を通し多くのことを学んだようです。
○アンケートの声
「実際に現地に行って考えてきた事、体験してきた事を話していただいて、メディアでは知り得ない生の声を聞けて良かった。」
「ケニアについて、実際の生活、ケータイがあるとか、水をくみに行かなければならないとか、今まで全く知らなかったことが分かって良かった。」
「ナイロビなどの首都と、マサイ族が住んでいる田舎まで、貧富の差というか発展の度合いが全く違っている事を知り、驚くとともにとても自分のためになった。」
「したい事だけに捕らわれてしまうのではなく、未来への見通しや、他の可能性との優先順位、犠牲を考えるという考え方を知ることができて良かった。」
「国際協力に限らず、何かをするためには、自分の事だけでなく、自分以外の人・団体のニーズを考える事。」
「誰のニーズに合わせるか、何よりも現地で困っている人に合わせることが必要だと思う。」
「現在のケニアの状況についてとても考えさせられた。今後の進展に興味がある。」
「改めて、物事の見方に気を付けないといけないと感じた。」
このように、大変有意義な勉強会となりました。
太田さんを始め、ご参加頂いた方々、ご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。


(i.n.g.袖野麻衣)
